分子間相互作用測定に関する技術講習会(ProteOn)

~次世代型SPRアレイ解析システムと関連技術~

昨今相互作用解析システムのマーケットでは従来の測定機で指摘されていた数々の実験の難しさを解消するようなシステムの登場が望まれています。
SPRを原理とした相互作用解析をより身近なものにし、 分子間相互作用の現象を捉えるためのテクノロジーやノウハウを1つのシステムとしてまとめあげることができました。
相互作用解析の研究を進めるにあたり最も重要なことは、いかに“ActiveProteinを迅速に精製し、Activeなフォームで固相化するか”の一言に尽きます。
本セミナーでは次世代型SPRアレイ解析システム「ProteOn XPR36」を中心に関連技術を絡めたワークフローをご紹介いたします。

  • 日時:2009年7月16日(木曜)13時00分~14時30分
  • 場所:遺伝子実験施設 セミナー室(1F)
  • 内容:
    ・次世代型SPRアレイ解析システム「ProteOn XPR36」の機能と特徴
    ・One-Shot-InjectionによるFull Kineticsの決定法(800Kinetics/day)
    ・専用サンプルプリパレーションユニットProfiniaによるActive Proteinの迅速精製(精製スピードが相互作用に与える影響)
    ・サーマルシフトアッセイデータを用いた固相化条件最適化への応用(熱変性測定)
    ・Protein A/Gを用いたハイブリドーマのキャプチャースクリーニング
    ・キナーゼ阻害剤のプロファイリングテクノロジー(解離速度定数koffの決定からサーマルシフトアッセイデータによる複合体の安定性評価と薬効予測)
    ・リポパーティクルテクノロジーによる簡便・迅速な膜タンパク質相互作用解析

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