Month: July 2009

分子間相互作用測定に関する技術講習会(OctetSystem)

ForteBio社OctetSystemにおける生体分子間相互作用解析装置セミナー Octetシステムは、従来のSPR法とは異なる、バイオセンサー技術(BLI法)を用いた、分子間相互作用解析システムです。これまでにない画期的なバイオセンサーと自動計測システムを統合し分子間相互作用を、標準の96ウェルマイクロプレートを用い、ハイスループットかつ簡単・高速・正確に行うことができます。 ■ Dip&Readの高速で容易かつリアルタイムな計測 BLI(Bio-Layer Inter ferometry)法を用いたディスポーザプルバイオセンサーを採用。Dip&Readの高速できわめて容易かつリアルタイム計測を実現しています。 ■ メンテナンスフリー SPR法とは異なり、マイクロ流路を使用しないため、詰まりやコンタミの心配がなく、粗精製サンプルも測定できます。また、機器の性能保持のため擬似的に機器を運転させる必要がありません。 ■ ハイスループット&設計自由なアッセイ 標準の96ウェルマイクロプレートを用いた自由度の高いアッセイかつハイスループットな全自動計測。8つのセンサーを同時に計測し、タンパク質定量なら30分、カイネティクス計測ならば40分~最長3時間以内で終了します。 日時:2009年7月23日(木曜) 13時00分~14時20分 場所:遺伝子実験施設 セミナー室(1F) 内容: 1. 製品概要説明(40分) 2. 個別アプリケーション説明(30分) 3. 質疑応答(10分)

分子間相互作用測定に関する技術講習会(ProteOn)

~次世代型SPRアレイ解析システムと関連技術~ 昨今相互作用解析システムのマーケットでは従来の測定機で指摘されていた数々の実験の難しさを解消するようなシステムの登場が望まれています。 SPRを原理とした相互作用解析をより身近なものにし、 分子間相互作用の現象を捉えるためのテクノロジーやノウハウを1つのシステムとしてまとめあげることができました。 相互作用解析の研究を進めるにあたり最も重要なことは、いかに“ActiveProteinを迅速に精製し、Activeなフォームで固相化するか”の一言に尽きます。 本セミナーでは次世代型SPRアレイ解析システム「ProteOn XPR36」を中心に関連技術を絡めたワークフローをご紹介いたします。 日時:2009年7月16日(木曜)13時00分~14時30分 場所:遺伝子実験施設 セミナー室(1F) 内容: ・次世代型SPRアレイ解析システム「ProteOn XPR36」の機能と特徴 ・One-Shot-InjectionによるFull Kineticsの決定法(800Kinetics/day) ・専用サンプルプリパレーションユニットProfiniaによるActive Proteinの迅速精製(精製スピードが相互作用に与える影響) ・サーマルシフトアッセイデータを用いた固相化条件最適化への応用(熱変性測定) ・Protein A/Gを用いたハイブリドーマのキャプチャースクリーニング ・キナーゼ阻害剤のプロファイリングテクノロジー(解離速度定数koffの決定からサーマルシフトアッセイデータによる複合体の安定性評価と薬効予測) ・リポパーティクルテクノロジーによる簡便・迅速な膜タンパク質相互作用解析