遺伝子実験施設ネットワークサーバ停止

機器の更新に伴い下記の日程で施設のネットワークサーバーが断続的に停止します。
停止期間中はメール等による施設への連絡、DNAシーケンス申請等を受け付けることができませんのでご注意願います(電話による連絡は可能です)。

  • 2010年8月12日(木) 8時から8月15日17時まで
  • 作業が終了次第改めて連絡いたします。

更新に伴い送信されたメールデータが消失する事も予想されます。
申請等は11日12時までに送信していただくようご協力をお願いいたします。

技術講習会(次世代ゲノムシークエンサー)

GS Juniorベンチトップシステムの紹介に関するセミナーの開催についてお知らせします。

  • 日時:2010年7月29日(木曜) 13時00分~14時30分
  • 内容:
    ・GS Juniorのテクノロジーと製品概要(30分)
    ・ロングリード(平均400塩基)を生かしたGS Juniorの応用例(30分)
    -アンプリコン・シークエンス、バクテリアゲノムやウイルスゲノム等のde novoシークエンス、メタゲノム等-
    ・質疑応答(30分)
  • 場所:遺伝子実験施設(1F)セミナー室
  • 担当:ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社 松田悦利
  • 概要
    「GS Junior ベンチトップシステム」は、次世代ゲノムシークエンサーの需要の高まりに応えて、当社既存品の次世代ゲノムシークエンサー“GS FLX”のテクノロジーを踏襲し、そのパーソナル化と取扱いの簡便化を実現しました。本システムは、“GS FLX”に比べ本体サイズが大幅に小型化され、機器本体価格が約1/5、ランニングコストが約1/10と大きなコストダウンを実現しました。
    本システムの専用試薬「GS Junior Titanium(ジーエス ジュニア チタニウム)」を用いることで、僅か10時間のランで平均リード長400塩基、1稼動あたり約3,500万塩基の配列の読み取りが可能です。
    また、付属のコンピューターシステムと専用解析ソフトウェアにより、得られる大量の塩基配列情報を数時間で迅速に解析します。その実用性は既存品のGS FLXを用いて世界トップ専門科学誌に発表された次世代ゲノムシークエンサーNo.1の750論文実績で数多くの論文で証明されています。

技術講習会(DNAマイクロアレイ解析装置)

DNAマイクロアレイ解析装置「Affimetrix社製:GeneChipシステム」に関する説明会の開催について
お知らせします。

  • 日時:2010年8月3日(火曜) 13時30分~15時00分
  • 内容:
    ・GeneChipシステムの概要説明
    ・各アプリケーションの紹介
    ・使用例、論文例の紹介
    ・質疑応答
  • 場所:遺伝子実験施設(1F) セミナー室
  • 担当:AffimetrixJapan株式会社
    シニアフィールドアプリケーションスペシャリスト 渋谷健太
  • 概要:
    GeneChipが世に出てから15年ほど経ちますが、その性能は飛躍的に向上しました。発売当初は1.28cm四方のガラス基板に1万種ほどのコンテンツ搭載が限度でしたが、現在では一枚に650万種類以上の配列の異なるオリゴヌクレオチドを固相化することが可能となりました。
    集積度の向上により、DNAマイクロアレイは今や遺伝子の発現解析のみではなく、全トランスクリプトーム解析、SNP解析、エピジェネティクス解析、染色体コピー数解析といったものにまで応用範囲が広がっています。また、測定精度の大幅な向上によって、診断分野への取り組みも進んでおり、FDAがDNAマイクロアレイの性能評価を実施するプロジェクトチームを結成し、予防診断、オーダメイド医療への応用を模索しています。
    現在、GeneChipを用いた査読付き論文の数は2万本を超えており、その多くは遺伝子発現解析ですが、最近は様々なアプリケーションに対応して幅広い研究分野に使用して頂いておりますが、本セミナーでは基礎研究分野で特に多く使用されている遺伝子発現解析アプリケーションを中心に実施例や論文紹介をすることによって、GeneChip技術の概要をお伝えし、ご研究にお役立て頂きたいと考えています。