Category: セミナー・講習会等

技術講習会(FFPEワークフロー 基礎セミナー)

PHC社 FFPEワークフローに関する基礎セミナーの開催についてお知らせします。 日時:2020年2月28日(金) 14:30~16:00 場所:遺伝子実験施設 セミナー室(1F) 担当:PHC株式会社 阿部 晋也 演題:FFPE標本作成から遺伝子解析等への応用まで   概要 近年さまざまな分子生物学的解析法が確立し、疾患の解析が飛躍的に進展しています。一方で、すべての疾患は様々な分子生物学的背景によるミクロの異常が原因となります。 ミクロでの解析には病理学的手法が重要となります。病理学的アプローチにて気が付いた疑問点について、遺伝子工学を用いた新規遺伝子クローニング、培養細胞を用いた蛋白機能解析、遺伝子改変マウスなどの実験動物を用いた個体での解析などを用いて、分子生物学的研究に還元することも可能になります。 一般的な病理学的解析には、formalin-fixed paraffin-embedded (FFPE)標本用いた手法が用いられます。FFPE標本は臨床的にも、日々の病理診断やがん遺伝子検査に利用されています。 本セミナーでは、検体の採取から固定、パラフィン包埋法、薄切、染色に至るまでの一連の病理学的解析法について、基本から応用まで、実験のコツを交えてご説明いたします。 内容 ・検体の固定法 ・FFPE標本作成の原理、方法 ・HE染色、他の染色法について ・FFPEサンプルの遺伝子解析等へ応用 申し込み 申し込みは申込フォームから行います。  ▶ ”セミナー申込” セミナーの申し込みは必須ではありませんが、申し込みをしなかった場合、想定以上の参加があったときに資料を準備できない可能性があります(資料のコピー等は行いません)。

技術講習会(ウェスタンブロット 基礎セミナー)

Bio Rad社 ウェスタンブロットに関する基礎セミナーの開催についてお知らせします。 日時:2020年2月14日(金) 14:30~16:00 場所:遺伝子実験施設 セミナー室(1F) 担当:Bio Rad株式会社 池田 充 演題:化学発光法での定量性向上から蛍光ウェスタンブロッティングまで   概要 ウェスタンブロッティングは、ライフサイエンス研究において汎用的に用いられておりますが、昨今ではデータの信頼性を担保するために抗体の特異性や、感度、そして定量性が求められるようになってきました。 一方、検出では検出感度の高さから化学発光法を用いた方法が一般的ですが、定量直線性やダイナミックレンジ、複数ターゲットの検出が難しいなどの、正確なデータを得るための課題が残されています。 本セミナーでは、化学発光法での定量性向上のご紹介と蛍光ウェスタンブロッティングについてバイオ・ラッドの新製品情報を交えてご紹介させていただきます。 日頃、ウェスタンブロッティングを用いた実験を行っている研究者の皆様は是非ご参加いただきますよう、よろしくお願いいたします。セミナー終了後には、テクニカルスペシャリストが実験のご質問も承ります。 内容 ・ウェスタンブロッティングの原理基礎 ・サンプル調製等、各実験ステップにおけるコツ   ウェスタンブロッティングの定量性をよりきれいに上げるためのポイント ・総タンパク質補正(V3ワークフロー)のご紹介 ・蛍光ウェスタンブロッティングのメリット   蛍光ウェスタンブロッティングに最適化されたバイオラッド社   ChemiDocTouchMPシステムによる実験提案 申し込み 申し込みは申込フォームから行います。  ▶ ”セミナー申込” セミナーの申し込みは必須ではありませんが、申し込みをしなかった場合、想定以上の参加があったときに資料を準備できない可能性があります(資料のコピー等は行いません)。

技術講習会(分子クローニング・ゲノム編集 基礎セミナー)

ThermoFisher Scientific社 分子クローニングおよびゲノム編集に関するセミナーの開催についてお知らせします。 日時:2019年12月20日(金) 14:30~16:00 場所:遺伝子実験施設 セミナー室(1F) 担当:ThermoFisher Scientific株式会社   :テクニカルセールススペシャリスト 上野雄介 演題1:遺伝子クローニングの基礎からタンパク質発現技術まで 演題2:ゲノム編集入門・応用   概要1 目的遺伝子のベクターへのクローニングは、細胞での目的遺伝子の発現や、ゲノム編集で改変した遺伝子配列の確認など、様々な遺伝子の機能解析研究に必要な技術となります。本セミナーでは、古典的な制限酵素、リガーゼを用いたクローニングから、PC上で配列を情報を入力して目的のベクターを入手できる人工遺伝子合成サービスまで、様々なクローニング手法についてご紹介します。 生命現象をつかさどるタンパク質は、重要な創薬のターゲット分子であり、創薬研究を加速させるためには、変異体を含む多数のタンパク質を短時間でかつ多量に発現させることが重要であると考えられます。 当社のタンパク質発現システムGibco™Expi293™Expression Systemは、293F細胞より高いタンパク質産生能を持つ細胞株を取得し、高密度培養が可能な培地と導入効率の高いトランスフェクション試薬を組み合わせることによって、一過性発現でありながら高いタンパク質発現能を可能にしました。また、このExpi293 Expression Systemは拡張性があり、数十リットルの大量培養から、マイクロプレートを使用したハイスループットなタンパク質発現まで、さまざまな容量で実験を行えます。 今回、Expi293 Expression Systemおよび糖鎖修飾酵素欠損株を使用した構造生物学への応用、誘導発現細胞株を使用した発現困難なタンパク質発現への応用についてご紹介します。 概要2 「ゲノム編集」は現在学術論文だけではなく、一般マスメディアにおいても広く紹介されるようになっており、また研究室内の技術から、医療、食品、様々な産業への応用など日常生活に身近な技術になりつつあります。 「ゲノム編集」はゲノムDNA上の任意の配列を切断することにより、目的の遺伝子のノックアウトや特定の配列をゲノムDNA上の任意の位置にノックインすることを可能にします。また、遺伝病、がん、ウイルス疾患などの様々な疾病・疾患の治療や機能性食品の開発分野などへの利用が期待されています。 本セミナーでは、「ゲノム編集」技術CRISPR-Cas9システムの基礎から具体的な実験の流れについてご紹介いたします。すぐにCRISPR-Cas9実験を始めていただける情報をお届けいたしますので、皆様のご参加をお待ちしています。 申し込み 申し込みは申込フォームから行います。  ▶ ”セミナー申込” セミナーの申し込みは必須ではありませんが、申し込みをしなかった場合、想定以上の参加があったときに資料を準備できない可能性があります(資料のコピー等は行いません)。