DNAシークエンスに関する技術講習会を開催します(本年4月に実施された講習会とおなじ内容です)。
なお、希望者が多いと思われますので1回目、2回目に均等になるよう振り分けます。
今回のセミナーの受講を希望される方は下記のアドレスまで受講される方の名前(複数の場合はまとめて結構です)、所属、指導教員、希望の回を記入の上、施設までメールをお送り下さい。なお、資料の関係もありますので受付期限を13日(金曜)までとさせて頂きます。
記
- 日時:2009年11月18日(水曜)
1回目 午前10時00分~午後12時00分
2回目 午後14時00分~午後16時00分
- 内容:
1. サンプルの精製についての説明(20分)
2. シークエンス反応についての説明(20分)
3. 反応後の過剰なDyeの除去方法説明(BigDyeX試薬)(20分)
4. シークエンスデータ解析についてのトラブルシュート(20分)
5. 質疑応答(10分)
6. 新発売3500/3500XLジェネティックアナライザの紹介(30分)
- 場所:遺伝子実験施設 セミナー室
- 担当:近藤真人(アプライドバイオシステムズジャパン株式会社 アプリケーションサポート)
- 概要
クローニングされた遺伝子断片やPCR産物などのDNA断片を精製後サンガー法の酵素反応により4色の蛍光でラベルされた反応生成物が得られる。この反応生成物を3130DNAシークエンサーおよびシーケンス解析ソフトウェアで解析することによりDNAの塩基配列を決定する。
以上の流れがDNAシークエンス解析の大まかな流れですが、質の良いデーターを取得する為に、ステップごとにおいて、注意する点がいくつかあります。そこで、今回行なうトレーニングでは過去の様々なサンプルに対してのデーターを基に、より良いデーターをとる為の対処法をご提案させて頂ければと思います。
また、最新のジェネティックアナライザ3500/3500XL情報も合わせて行なわせて頂きます。