Affimetrix社 マイクロアレイ解析システム(GeneChip)のセミナーの開催についてお知らせします。
- 日時:2012年4月24日(火曜) 15時30分〜16時30分
- 内容:プレゼン形式でのGeneChipの概要及びアプリケーションの説明
- 場所:遺伝子実験施設 セミナー室(1F)
- 担当:アフィメトリクスジャパン株式会社 渋谷健太
- 概要
- マイクロアレイ解析システム GeneChip
Genechipが世に出てから15年ほどたちますが、その性能は飛躍的に向上しました。
発売当初はハーフインチ四方のガラス基板に数万種類程度のオリゴヌクレオチドプローブ搭載が限度でしたが、現在では一枚に650万種類以上の配列の異なるオリゴヌクレオチドプローブを固相化することができます。集積度の向上により、DNAマイクロアレイは今や遺伝子の発現解析のみでなく、全トランスクリプトーム解析、SNP解析、エピジェネティクス解析、染色体コピー数解析といったものにまで応用範囲が広がっています。また、測定精度の大幅な向上によって、診断分野への取り組みも進んでおり、FDAがDNAマイクロアレイの性能評価を実施するプロジェクトチームを結成し予防診断、オーダーメイド医療への応用を模索しています。
本セミナーでは、GenechipをはじめとするDNAマイクロアレイの概要を説明し、基礎研究分野で使用されている最新の実用例や論文紹介をすることによって、この技術の可能性を紹介することを目的とします。現在GeneChipを用いた査読付き論文の数は2万本を越えており、その多くは遺伝子発現解析ですが、最近は様々なアプリケーションによる幅広い研究分野に使用して頂いております。これらの紹介を通じて、GeneChip技術の概要をお伝えしたいと考えております。
GeneChipの仕様等詳細については下記のURLをご参照下さい。