技術講習会(ゲノム編集) 第1回

GEヘルスケア社 ゲノム編集に関するセミナーの開催についてお知らせします。

  • 日時:2016年11月11日(金曜) 12時50分〜14時20分
  • 演題:ゲノム編集の原理とポイント
  • 場所:遺伝子実験施設 セミナー室(1F)
  • 担当:GEヘルスケア・ジャパン ライフサイエンス統括本部 大島英之
  • 概要:
    遺伝子発現を調節するツールとして、遺伝子ノックダウンや過剰発現系などが開発され、様々な研究に使われてきました。

    これらの技術の発展形として、特定の遺伝子を直接改変するゲノム編集ツールが新しい遺伝子操作技術として現在注目を浴びています。

    本セミナーでは、ゲノム編集の原理のみならず、CRISPR RNAのデザイン技術、細胞への導入方法、ノックアウト・ノックイン実験のワークフロー、およびCRISPRスクリーニングなど、GEヘルスケアにおける最新のCRISPR-Cas9ゲノム編集技術をご紹介します。また、ゲノム編集後の細胞の観察測定に有用な機器についてもご紹介します。

  • 内容:
    ●ゲノム編集ツールの原理とポイント
    ●GE Dharmaconが提供する新しいCRISPR-Cas9システム 「Edit-R」
    ●CRISPR-Cas9によるノックアウト/ノックイン実験実施例
    ●遺伝子発現抑制ツール(siRNA)との比較とCRISPRライブラリー
    ●ゲノム編集後の細胞測定に使用できる機器紹介

技術講習会(次世代シークエンサー 第2回)

Thermo Fisher SCIENTIFIC社製 次世代シークエンサー(Ion Torrent™)に関するセミナーの開催についてお知らせします。

  • 日時:2016年10月14日(金) 12:50~14:30
  • 場所:遺伝子実験施設(セミナー室)
  • 担当:Thermo Fisher SCIENTIFIC株式会社 稲田
  • 内容:Ion Torrent™の原理およびアプリケーションの紹介
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  • 概要
  • Ion Torrent™シーケンサーは、DNA複製時に放出される水素イオンを半導体チップで直接かつリアルタイムに検出し、大規模に塩基配列を超並列解析します。本技術は、従来のDNAシーケンサーにおいて必要であった蛍光標識、光学系、スキャニングを必要としないという画期的なシステムです。

    微生物から哺乳類の全ゲノム配列解析、シーケンシングによるジェノタイピング(Genotyping by sequencing: GBS)、興味ある領域を絞ったターゲットシーケンスを簡便に実施可能にしたAmpliseq™技術を用いた変異解析、遺伝子発現解析などを自動化されたワークフローでコストエフェクティブに実施いただけます。

    本セミナーでは、Ion Torrent™の原理、ウイルス・バクテリアなどの微生物ゲノムの解析、各生物種における変異解析、その他アプリケーションの紹介などを交えて紹介いたします。
    これまでの解析では難しく、次世代シーケンサーを用いることで可能になった研究についての最新の情報を提供いたしますので、ご興味がある方はお誘い合わせの上、是非ご参加下さい。

スキルアップトレーニング(質量分析, 初級)

遺伝子実験施設主催 スキルアップトレーニング(質量分析,初級)の開催についてお知らせします。

  • 日時:2016年10月12日(水曜) 13時00分〜16時00分
  • 募集:6名(多数の場合は選考有り)
  • 選考基準:機器登録未申請>登録済みだが未使用>既に使用している研究室
  • 締切:2016年10月5日(水曜)
  • 費用:無償
  • 場所:遺伝子実験施設 機器分析室(4F)
  • 講師:自然科学教育支援センター 技術職員 西谷
  • 概要:
    座学のみのセミナーに加え、実際に質量分析装置(autoflex speed TOF/TOF)を操作して、質量の測定を行います。
    測定はペプチドサンプルを使用した基本的な質量分析です。
  • 演題:質量分析装置の基本的知識
  • 実技内容:
    1. ペプチドサンプルの調製
    2. 質量の測定
    3. タンパク質同定システム(Mascot) による検索
    4. 測定用プレートの洗浄