レーザマイクロダイゼクション(LMD6000)の紹介に関するセミナーの開催についてお知らせします。
- 日時:2013年10月31日(木曜) 13時30分~14時30分
- 内容:レーザーマイクロダイゼクションの基礎とプロテオミクス研究への応用
- 場所:遺伝子実験施設 セミナー室(1F)
- 担当:ライカマイクロシステムズ株式会社 柴田加苗
- 概要
レーザーマイクロダイゼクション(LMD)とは、顕微鏡下で個々の細胞や組織を観察し、レーザーを用いて切り離すことで必要な部位のみを回収する装置です。コンタミの無いサンプルからDNA、RNA、タンパク質を抽出し、より正確に詳細な結果を得ることができます。
遺伝子実験施設に設置しているLMD6000では凍結切片やパラフィン切片はもちろん、骨などの硬組織、培養細胞、蛍光標本といった様々な標本から、単一細胞や細胞グループを迅速かつ高精度にコンタミネーションなく単離・回収することが可能となり、実験の幅が広がりました。
本セミナーではライカレーザーマイクロダイゼクションの歴史及び原理から、実験への応用例をご紹介します。[セミナー内容]
● ライカレーザーマイクロダイゼクション(LMD)の回収原理
● 現行機種LMD6500/7000の特徴及び機能紹介● アプリケーション例の紹介
・組織切片からの領域回収、RNA抽出
・抽出したRNAの定量解析
・蛍光免疫染色サンプルへの応用
・プロテオーム解析への応用
・硬組織及び極小サンプルの回収
・ライブセルの回収
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