島津マイクロチップ電気泳動装置(MCE-202 MultiNA)に関する技術講習会を開催します。
- 日時:2009年6月2日(火曜)
講義 午後13時30分〜午後14時30分
実機デモ 午後14時30分〜午後15時 - 演題:DNA/RNA分析用マイクロチップ電気泳動装置MCE-202 MultiNAのフォローアップ研修及び新製品バイオスペックナノの紹介
- 場所:遺伝子実験施設 セミナー室
- 担当: 森田直樹(島津製作所 分析計測事業部 マーケティング部)
- Multina概要:
・高速全自動分析
サンプルや分離バッファをセットするだけで、あとは最大120分析まで無人で自 動分析ができます。最大4マイクロチップをセットすることができ、分析前処理と分析の泳動の並列処理に より1分析当り最短75秒の処理速度を実現しました。
・低分析コスト
繰り返し利用可能な高機能マイクロチップにより、アガロースゲル電気泳動より 安価な分析コストを実現しました(1サンプル当り約25円【DNA分析】、約35円【RNA分析】)。
・高感度検出
LED励起の蛍光検出器を搭載することにより、エチジウムブロマイド染色に比べて約10倍以上の感度を達成しました。
・分離能と再現性
サンプルに応じた最適な分離バッファを選ぶことができます。内部マーカーを一 緒に泳動することにより、高い分析性能と再現性を実現しました。
・使いやすさ
装置の制御及びデータ処理は専用のソフトウェアで行います。分析スケジュール を作成したら、後は試薬とサンプルをセットしてスタートボタンをクリックするだけです。分析スケジュール作成やデータ処理を簡便に行う機能も充実しています。 - 新製品バイオスペックナノの特長
核酸(DNA,RNA)や蛍光ラベル化された核酸の定量に最適な専用の分光光度計です。1〜2μℓ微量の試料で測定が可能で、光路長設定や試料の拭き取りを自動化、簡単操作のソフトウェア 等により分析スループットを高めました。
*当日はデモ機を持ち込みます。
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