Month: April 2008

技術講習会 DNA/RNA分析用マイクロチップ電気泳動装置

島津製作所製「DNA/RNA分析用マイクロチップ電気泳動装置MCE-202 MultiNA」を用いた デモンストレーションを開催いたします。 この装置は、マイクロチップ技術と自動分析技術を融合した、アガロースゲル電気泳動に替わる次世 代のマイクロチップ電気泳動装置です。奮ってご参加いただきますよ う、宜しくお願い致します。 日時:2008年5月13日(火) 14:00から 場所:遺伝子実験施設 1F セミナー室 デモンストレーションの内容 ・パワーポイントを用いての装置の概要説明および質疑応答 ・実機を用いたデモンストレーション ※ 当日測定を希望されるサンプルがある は下記連絡先まで事前にご連絡ください。ただし当日の時間の都合上、お断りさせていただく場合もございます。予めご了承ください。 装置の特長 ・高速全自動分析 サンプルや分離バッファをセットするだけであとは最大120分析まで無人で自動分析ができます。 最大4マイクロチップをセットすることができ、分析前処理と分析の泳動の並列処理により1分析あたり最短75秒の処理速度を実現しました。 ・低分析コスト 繰り返し利用可能な高機能マイクロチップにより、アガロース電気泳動法より安価な分析コストを実現しました。 (1サンプルあたり約25円【DNA分析】、約35円【RNA分析】) ・高感度検出 LED励起の蛍光検出器を搭載することにより、エチジウムブロマイド染色に比べて約10倍以上の感度を達成しました。 ・分離能と再現性 サンプルに応じた最適な分離バッファを選ぶことができます。内部マーカを一緒に泳動することにより、高い分析性能と再現性を実現しました。 ・使い易さ 装置の制御およびデータ処理は専用のソフトウェアで行います。分析スケジュールを作成したら、後は試薬とサンプルをセットしてスタートボタンをクリックするだけです。分析スケジュール作成やデータ処理を簡便に行う機能も充実しています。

技術講習会 HPLC用検出器:荷電化粒子検出器

『HPLC用検出器:荷電化粒子検出器』の技術講習会を開催します。 UV吸収がなくRI検出器での測定しかない糖、脂質、ペプチド等の検出ができます。 演題:HPLC用検出器:荷電化粒子検出器コロナCADセミナー 日時:平成20年4月24日(木) 10:00~ 場所:遺伝子実験施設 セミナー室 講師:兼台靖弘(エム・シー・メディカル株式会社 アプリケーション・ サポートグループ) 内容  近年米国で開発されたHPLCにおける、最も新しい荷電化粒子検出器コロナCADの検出原理と有用性について講演いたします。現在HPLC検出器の主流はUV検出器であり、多くのアプリケーションはUV検出器に依存しています。 しかし、UV検出器は万能ではなく、その補助の検出器としてRI(示差屈折計)、ELSD(蒸発光散乱光検出器)などが用いられてきました。しかし、いずれも安定性や再現性、ダイナミックレンジの不足、検出感度の不足などといった問題点があった。HPLC-MSにおいてもすべての化合物を測定可能ではなく、複数の検出器を組み合わせて使用するべきであると考えられます。 コロナCADはカラムから溶出される不揮発性、及び半不揮発性化合物を、数ng程度の検出感度と、化学的な性質や立体構造に影響されない均一な応答性を持ち、4桁以上のダイナミックレンジをも兼ね備えています。UV吸収のない糖類、脂質、界面活性剤などの分析例を紹介しながら、HPLC-MSとの組み合わせ例、さらに高性能であるにも関わらず、操作性やメンテナンスの簡便さを含めたコロナCADの実用性を紹介いたします。

平成20年度前期実験室清掃のお知らせ

平成20年度前期の共同利用実験室・培養室等の清掃についてお知らせします。 各グループから1名は必ず参加し、室内の清掃と、ゴミの持ち帰りをお願いします。 その際、出席を取りますので管理室へ研究代表者名を申し出てください。 また、予定日に都合がつかない場合は、管理室まで連絡をお願いします。 研究代表者は参加者の把握をお願いします。 なお、無断で欠席された場合、その後の施設利用をお断りすることがありますのでご注意ください。 日 時 4月22日(火) 9:00〜 5月20日(火) 9:00〜 6月24日(火) 9:00〜 7月15日(火) 9:00〜 8月26日(火) 9:00〜 9月30日(火) 9:00〜 参加対象グループについては「(genet:00641) 平成20年度前期実験室清掃のお知らせ」を参照して下さい。