網羅的発現解析手法「HiCEP」および次世代シーケンサデータ解析に関する技術講習会についてお知らせします。
- 日時:2010年6月17日(木曜) 14時00分~16時00分
- 場所:遺伝子実験施設 セミナー室(1F)
- 担当:株式会社メイズ、メッセンジャー・スケープ株式会社
- 内容:1. 高精度・高信頼性の網羅的遺伝子発現解析法「HiCEP」の世界-DNAマイクロアレイでは見えないものが見えてくる-
2. 次世代高速DNAシークエンサのバイオインフォマティクス-その課題と解決方法- - 概要
1. 高精度・高信頼性の網羅的遺伝子発現解析法「HiCEP」の世界
HiCEP法は、DNAマイクロアレイと比べ、遺伝子配列情報の有無に関係なくすべての生物種に適用可能で、しかも信頼性の高い候補を抽出可能(confirmationの歩留まりが80%以上)とする、真に網羅的で高精度な発現プロファイル手法です。このセミナーでは、HiCEPの手法を詳細にご説明し、これまでの幅広い適用分野での事例をご紹介し、HiCEP法による新たな知見の獲得の可能性を提案いたします。
http://www.mscape.co.jp
2. 次世代高速DNAシークエンサのバイオインフォマティクス
昨年より、日本での次世代高速DNAシークエンサ本格導入がはじまりました。しかしながら、出力される膨大なデータを解析する方法(ハードウエアとソフトウエア)やその問題点・課題については語られる場が少なく、このデータ解析に対する情報不足が次世代シークエンサ利用の障壁となっているようです。このセミナーでは、次世代シークエンサデータの一般的解析フローをご説明し、解析の課題と解決方法を具体的事例を示しながらご紹介します。
http://www.maze.co.jp