第26回遺伝子実験施設セミナーの開催について

下記の要領で第26回遺伝子実験施設セミナーを開催します。
多数のご参加をお待ちしております。

  • 日時 12月7日 (月曜日) 午後3時から午後5時まで
  • 場所 遺伝子実験施設 1階 セミナー室
  • 講演 ハノイ農業大学の紹介と現在実施中のプロジェクトについての紹介
  • プロジェクト名 ベトナムにおけるイネ白葉枯病菌の遺伝的多様性と持続性ある抵抗性品種の育成
  • 講師 Tong Van Hai (ハノイ農業大学 生物工学部 准教授)
  • 講演内容 
    1. ハノイ農業大学の紹介
    鹿児島大学と姉妹校であるハノイ農業大学を紹介する。本大学では農作物の品
    種改良を盛んに行っている。大学独自の品種が作られ、農業の生産の場で全国に普及している。これは日本の大学にはないシステムである。本学の特徴を紹介する。

    2. 現在進行しているプロジェクト研究の紹介
    本学では多くのプロジェクトが進行している。その中でベトナムで猛威を振
    るっているイネ白葉枯病にスポットを当てたプロジェクトの研究を紹介する。ベトナムにおける本病原菌の遺伝的多様性と持続性ある抵抗性品種の育成を紹介する。

第25回遺伝子実験施設セミナーの開催について

下記の要領で第25回遺伝子実験施設セミナーを開催します。
今回は理学部と共同で開催します。会場は理学部です。
多数のご参加をお待ちしております。

  • 日時 平成21年11月27日 午後2時40分~午後4時
  • 場所 鹿児島大学理学部 220講義室
  • 講演 次世代DNAシークエンサーでなにができるのか? その原理とポテンシャル
  • 講師 ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社ゲノムシークエンス部
    宋 碩林 博士   
    山中 智樹 氏
  • 内容
    次世代DNAシークエンサーの出現により、様々な生物の遺伝情報を思いのままに手に入れられる時代の幕が開けられました。
    このセミナーでは、今話題の次世代DNAシークエンサーの原理とこれまでの研究成果、そして、これからの応用展開の可能性について話題提供していただきます。

技術講習会(DNAシークエンス)

DNAシークエンスに関する技術講習会を開催します(本年4月に実施された講習会とおなじ内容です)。
なお、希望者が多いと思われますので1回目、2回目に均等になるよう振り分けます。
今回のセミナーの受講を希望される方は下記のアドレスまで受講される方の名前(複数の場合はまとめて結構です)、所属、指導教員、希望の回を記入の上、施設までメールをお送り下さい。なお、資料の関係もありますので受付期限を13日(金曜)までとさせて頂きます。

  • 日時:2009年11月18日(水曜)
    1回目 午前10時00分~午後12時00分
    2回目 午後14時00分~午後16時00分
  • 内容:
    1. サンプルの精製についての説明(20分)
    2. シークエンス反応についての説明(20分)
    3. 反応後の過剰なDyeの除去方法説明(BigDyeX試薬)(20分)
    4. シークエンスデータ解析についてのトラブルシュート(20分)
    5. 質疑応答(10分)
    6. 新発売3500/3500XLジェネティックアナライザの紹介(30分)
  • 場所:遺伝子実験施設 セミナー室
  • 担当:近藤真人(アプライドバイオシステムズジャパン株式会社 アプリケーションサポート)
  • 概要
    クローニングされた遺伝子断片やPCR産物などのDNA断片を精製後サンガー法の酵素反応により4色の蛍光でラベルされた反応生成物が得られる。この反応生成物を3130DNAシークエンサーおよびシーケンス解析ソフトウェアで解析することによりDNAの塩基配列を決定する。
    以上の流れがDNAシークエンス解析の大まかな流れですが、質の良いデーターを取得する為に、ステップごとにおいて、注意する点がいくつかあります。そこで、今回行なうトレーニングでは過去の様々なサンプルに対してのデーターを基に、より良いデーターをとる為の対処法をご提案させて頂ければと思います。
    また、最新のジェネティックアナライザ3500/3500XL情報も合わせて行なわせて頂きます。