Bruker Daltnics社 質量分析に関するセミナーの開催についてお知らせします。
- 日時:2016年9月30日(金曜) 12時50分〜14時20分
- 場所:遺伝子実験施設 セミナー室(1F)
- 演題:MALDI-TOF・TOF-MSにおける様々なアプリケーション紹介
- 担当:Bruker Daltonics社 アプリケーションエンジニア 韮澤崇
- 概要:
プロテオミクス分野において質量分析は今や不可欠なツールの一つですが、中でもMALDI-TOF/TOF型装置による質量分析は、様々なサンプルを様々な手法で測定できるという点で、最も適用範囲の広い質量分析法の一つです。本セミナーでは弊社の最新型 MALDI-TOF/TOF型質量分析装置 autoflex speedの持つ様々な応用性について、その測定原理から下記の各アプリケーションまで、いくつか測定事例を交えつつご紹介致します。
- 内容:
● autoflex speedご紹介と一般プロテオミクス分野への応用
autoflex speedの基本性能の高さや搭載される技術は、autoflex speedの様々な応用を可能とします。一般的なプロテオミクス分野ではペプチドマスフィンガープリント(PMF)法によるタンパクの同定からアミノ酸配列解析や修飾解析まで幅広く行われております(対応ソフトウェア:biotools)。● イメージング質量分析(Imaging MS)
生体組織切片から直接測定を行って、任意の質量数の空間的局在分布を可視化するImaging MS(対応ソフトウェア:flexImaging、対応ハードウェア:ImagePrep)を行うことが可能です。● さらなる応用 – MALDI-TDS / TLC-MALDI / 臨床プロテオミクス / 微生物同定
未消化タンパクのアミノ酸配列解析をTop-Down的に行うMALDI-TDSや、薄層クロマトグラフィーのプレートを直接測定するTLC-MALDI。血漿・血清等の臨床サンプルから得られたデータを統計解析することによるバイオマーカー探索(対応ソフトウェア:ClinProTools)。
また、次世代の微生物同定法(対応ソフトウェア:BioTyper)についてご紹介致します。