GEヘルスケア・ジャパン社 タンパク質精製・二次元電気泳動に関するセミナーの開催についてお知らせします。2部構成となっていますので、どちらかのみの参加も可能です。
- 開催:2015年8月6日(木曜)
- 場所:遺伝子実験施設 セミナー室(1F)
- 担当:GEヘルスケア・ジャパン ゾーン営業部 川井尚
- 演題:はじめてのタンパク質精製 [第1部]
- 時間:12時50分〜14時20分
- 演題:はじめての二次元電気泳動 [第2部]
- 時間:14時30分〜15時30分
- 概要:[第1部:はじめてのタンパク質精製]
初めての方にも理解いただけるよう、わかりやすいイラストやアニメーションを交えてタンパク質取扱いの注意点・サンプル調製の方法から、各種クロマトグラフィー手法、大腸菌を用いた組換えタンパク質の発現・精製までをフォローします。これから実験を始める方や、もう一度基礎から原理や手法を学びたい方向けの「講義型」のセミナーです。
- 内容:
タンパク質とは? / タンパク質精製の前に知っておきたいこと / 精製前のサンプルの前処理 / タンパク質精製戦略(ゲルろ過、イオン交換、アフィニティークロマトグラフィー、疎水性相互作用クロマトグラフィーの原理)/ 組換えタンパク質の発現、抽出 / GST融合タンパク質精製原理・基礎 / His-tagタンパク質精製原理・基礎 / 抗体精製概略
- 概要:[第2部:はじめての二次元電気泳動]
二次元電気泳動の原理、技術の特長について詳しくご紹介します。
- 内容:
●二次元電気泳動の原理
イラストを交え、シグナルが検出されるまでの原理や実験全体の流れを理解します。●二次元電気泳動の手順とポイント
等電点電気泳動ゲルImmobiline DryStripの選択ポイントや、実験に必要な機器、染色方法の原理と比較などについて学びます。●二次元電気泳動用サンプルの調製
サンプル調製など弊社にお問合せが多い問題点をあげながら、ひとつひとつ対処法をご提案します。サンプルが溶けにくい 、泳動を妨害するものがある 、タンパク濃度が低い 、泳動してもスポットにならない等。●Ettan DIGE、蛍光多重染色を用いたアプリケーション紹介
蛍光多重染色を用いることで、二次元電気泳動にて得られるパフォーマンスは大きく向上します。また、サンプル間のタンパク質スポット発現比較に最適化された技術であるEttan DIGEの原理やメリットについて紹介させていただきます。