リアルタイムPCRで使用するキャップに関して

遺伝子実験施設4階の機器分析室(406号室)に設置しています、リアルタイムPCR(7300 Real-Time PCR System)については日本語簡易操作ガイドの34ページにあるように8連チューブにはフラット型のキャップを使用して下さい(下図参照)。

キャップのトラブルによって修理が発生した場合には全額利用者負担となります(約11万円)。くれぐれもご注意を。

DNA塩基配列解析結果のデータに関して

  • ごく稀にですが、塩基配列解析結果を送付した後に、利用者から「seqファイルが見当たらないので再度送付して下さい」との問い合わせがあります。通常,送られた結果の中にseqファイルが無い場合は、解析結果が思わしくなく、配列として扱うことができなかった場合が殆どです。その場合は適当な解析ソフトウェアによってクロマト(波形)のファイルを表示することによって原因を明らかにする一助となるかと思われます。
  • 遺伝子実験施設のHPの右側にあるArchivesより、DNAシーケンスを選び、その中に「DNAシーケンス波形データ編集ソフトウェアについて」というページがあります。MAC、WINDOWSに対応したソフトウェアがありますのでご自身のパソコンにあったものをご使用下さい。
  • WINDOWSであればApplied Biosystems純正のSequence Scanner Software ver1.0が使いやすいと思われます。
    このソフトウェアを使用すればab1ファイルより波形データを参照することができます。
  • クロマトデータをご覧になってご不明な点がありましたらお気軽にご質問下さい。

技術講習会 PCR サーマルサイクラー

アプライドバイオシステムのPCR機 Veriti のデモを当施設の3階廊下にて実施しています。このPCR機のセミナー形式の技術講習会を開催しますのでご参加ください。

  • 日時:平成20年6月19日(木曜日)
  • 午前の部10時30分〜  
    午後の部14時30分〜
    (各30分間ぐらいです)

  • 場所:遺伝子実験施設 セミナー室
  • 内容:高速タイプのサーマルサイクラーの紹介
  1. Fast PCRとして25〜35分でPCRが完了(Fastでありながら、通常のPCRと同等またはそれ以上の結果が得られる)
  2. 簡単なセットアップと使いやすさを紹介
  3. ポータビリティが可能なUSBポートを装備(USBメモリを使用できる)
  4. 今までのグラジエント機能以上の精度と正確性を持ったブロックの紹介
  5. 既存の9700サーマルサイクラーの実験系をそのまま再現できる
  6. 複数のサーマルサイクラーをPCから遠隔管理できる