技術講習会(リアルタイムPCR)

タカラバイオ社 リアルタイムPCRに関するセミナーの開催についてお知らせします。

  • 日時:2013年11月14日(木曜) 14時00分~15時00分
  • 内容:リアルタイムPCR ~基礎から発現まで~
  • 場所:遺伝子実験施設 セミナー室(1F)
  • 担当:タカラバイオ株式会社 西川聖子
  • 概要
     今回は、リアルタイムPCRの原理、実験系の構築、相対定量結果を習得したい方、これからDNA発現解析や遺伝子の定量解析を行う方に基礎から発現まで約1時間にわたり説明させて戴きます。初心者の方やもちろん、リアルタイムPCRにご興味のある方々は気軽にご参加下さい。

    ● リアルタイムPCR ~基礎から発現まで~
    リアルタイムPCR法の原理や利点、解析方法実験の注意点などについて順を追ってご説明します。
    ・PCR&qPCRの原理、鋳型RNAの調整
    ・qPCR実験系構築ポイント(プライマーの設計、Assayの評価ポイント)
    ・相対定量解析(Reference遺伝子の選択,検量線 vs ΔΔCt法)
    ・検出原理(SYBRGreen vs TaqMan Probe)
    また、タカラバイオ株式会社のリアルタイムPCR試薬や装置の特色についても詳しくご紹介致します。
    ・RNA抽出試薬、逆転写試薬、プライマー構築、SYBRGreenⅠ試薬、プローブ法試薬、Thermal Cycler Dice Real Time System等

2013年度後期 遺伝子実験施設利用説明会について

4月の説明会を欠席された利用者のための説明会を下記の要領で行います。[genet:01301]をご参照下さい。

この説明会に不参加の場合、施設を利用することができなくなります(途中登録で現在使用している方やDNAシークエンス解析のみの方も同様です)。

指紋登録の済んでいない方は説明会後に指紋登録を行います。
指紋登録まで行った場合、1時間半程度を要します。

研究代表者(指導教員)の方は対象の学生への周知をよろしくお願いいたします。
[genet:01301] 配信後に該当研究室に受講対象者のリストをメールにて送付しております。
リストが届いていない場合は管理室までご連絡下さい。
*桜ヶ丘地区の施設利用者は今回の説明会の対象ではありません。

  • 対 象
    2013年度新規登録者(4月欠席)、2013年度途中登録者(4月説明会後)、
    2012年度途中登録者(4月欠席)
  • 日 程   10月24日(木)
  • 時 間   10時00分~11時30分、15時00分~16時30分
  • *2回のうち都合のよいほうに参加下さい*
  • 場 所  遺伝子実験施設 1F セミナー室

技術講習会(LMD6000)

レーザマイクロダイゼクション(LMD6000)の紹介に関するセミナーの開催についてお知らせします。

  • 日時:2013年10月31日(木曜) 13時30分~14時30分
  • 内容:レーザーマイクロダイゼクションの基礎とプロテオミクス研究への応用
  • 場所:遺伝子実験施設 セミナー室(1F)
  • 担当:ライカマイクロシステムズ株式会社 柴田加苗
  • 概要
     レーザーマイクロダイゼクション(LMD)とは、顕微鏡下で個々の細胞や組織を観察し、レーザーを用いて切り離すことで必要な部位のみを回収する装置です。コンタミの無いサンプルからDNA、RNA、タンパク質を抽出し、より正確に詳細な結果を得ることができます。
     遺伝子実験施設に設置しているLMD6000では凍結切片やパラフィン切片はもちろん、骨などの硬組織、培養細胞、蛍光標本といった様々な標本から、単一細胞や細胞グループを迅速かつ高精度にコンタミネーションなく単離・回収することが可能となり、実験の幅が広がりました。
     本セミナーではライカレーザーマイクロダイゼクションの歴史及び原理から、実験への応用例をご紹介します。

    [セミナー内容]
    ● ライカレーザーマイクロダイゼクション(LMD)の回収原理
    ● 現行機種LMD6500/7000の特徴及び機能紹介

    ● アプリケーション例の紹介
    ・組織切片からの領域回収、RNA抽出
    ・抽出したRNAの定量解析
    ・蛍光免疫染色サンプルへの応用
    ・プロテオーム解析への応用
    ・硬組織及び極小サンプルの回収
    ・ライブセルの回収