Category: Realtime PCR

Real Time PCR (Applied Biosystems 7300)の共同利用を開始します

遺伝子実験施設4階機器分析室に設置しておりましたReal Time PCR(ABI 7700)の代替え機としてこの度7300型を導入いたしました。機器のセットアップ等が終了しましたので下記の通り共同利用を開始いたします。  記 機種はApplied Biosystems 7300 リアルタイムPCRシステムです。 この機器の利用には研究代表者ごとにアカウントが必要となります。アカウントを希望する利用者は事前に管理室まで申し出て下さい。 制御用PCにはMOディスクは搭載しておりません。各自USBメモリー等を持参し、データを取り出すようにして下さい。なお、ローカルディスクには個人データ等を残さないようにして下さい。 前型機7700ではレーザーによる蛍光励起検出をしていましたが、7300はハロゲンランプを使用しています。7700に比べランプの寿命が短く(約1年)、誤った使用法をする事により著しく機器の寿命が短くなります。特に、通常のPCRのようなHold設定等を行わないように気をつけて下さい。また、7700と比べ蛍光コンタミの影響を強く受けます。使用に当たっては必ずプレートを汚染しないように気をつけて下さい。 本機器には予算としての維持費がありません。現状では利用料金を課していませんが、利用実績によっては有料化の可能性もあります。利用者の皆様のご協力をお願いいたします。 予約簿および使用簿があります。機器の使用後にはかならず記載するようにして下さい。 以下の資料は学内からのみアクセス可能です。 日本語簡易操作ガイド(8.5MB)

StepOnePlus操作マニュアル -絶対定量- [学内]

・StepOnePlusの絶対定量を用いた操作方法になります。 ● Step1. PCと本体を立ち上げます。 ・本体のスイッチは背面の電源プラグの差し込みの側にあります。   ● Step2. デスクトップにある「StepOne Software v2.3」のアイコンをクリックすると、ログイン画面が立ち上がるので、「GUEST」でログインします。 ・キャリブレーションの期限が切れている場合は、「Innore & Continue Startup」を選択して下さい。             ● Step3. 図のような画面が立ち上がるので、その中にある「Advanced Setup」をクリックします。   ・基本的に「Run Method」の「Reaction Volume」と「Number of Cycles」以外は解析終了後でも変更可能なので、設定をミスしても反応からやり直す必要はありません。     ● Step4. 左にある「Experiment Menu」から「Experiment Properties」を選択し、必要事項を入力または選択します。 ・「Experiment Name」を入力します。他の利用者と区別が付くようにして下さい。 ・装置名を選択します。「StepOnePlus Instrument(96 Wells)」になります。 ・実験方法を選択します。絶対定量の場合、「Quantitation -Standard Curve」ですが、相対定量やジェノタイピングの場合は異なりますので注意して下さい。 ・蛍光標識の種類を選択します。「SYBR Green Reagents」の場合が多いですが、TaqManプローブの場合は注意して下さい。 ・ランで使用するランプ速度を選択します。試薬が「Fast」に対応している場合は解析時間が短く済みますが、対応していない場合や分からない場合は「Standard」を選択して下さい。 (*画像はクリックして拡大可能)   ● Step5. 左にある「Experiment [Continue]