Category: DNAシークエンス

技術講習会(パーソナル次世代シークエンサー)

ロシュ・ダイアグノスティックス社 パーソナル次世代シークエンサー(GS Junior)のセミナーの開催についてお知らせします。 日時:2012年5月11日(金曜) 13時00分〜14時30分 内容: GS Junior原理の説明(アプリケーションのご紹介) de novo ゲノム解析(20分) de novo cDNA アセンブリ(20分) メタゲノム解析(20分) ターゲットシークエンス(30分) 場所:遺伝子実験施設 セミナー室(1F) 担当: ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社 AS事業部 ゲノムシークエンスLCM部 アプリケーションサポート 鈴木 克典 概要  本セミナーではGS Juniorの原理及び応用例を紹介します。最近、“次世代シークエンサー”という言葉が流行していますが、実際使用するに当たりどのような使い道があるのか、使用するに当たり利点は何か、どのようなことに注意が必要なのかなど、より具体的に次世代シークエンサーの用途をイメージできるような内容となっています。 ・ターゲットエンリッチメント ・多量のPCR産物を手軽に解析 ・新たな解析方法“ウルトラディープシークエンス” GS Juniorの仕様等詳細については下記のURLをご参照下さい。 GS junior ベンチトップシステム

DNAシークエンス解析に用いる脱イオンホルムアミドに関して

DNAシークエンス解析においてエタノール沈殿後に用いる脱イオンホルムアミドは保存状態によって劣化し、それが原因で解析に失敗するケースが以前ありました。 最近の解析結果(Raw data)を見ていると、利用者の一部に同様のパターンがみられることがあります。 脱イオンホルムアミドは使用するサンプル数に応じて分注して保管するようにして下さい。また、劣化を防ぐためにもできるだけ冷凍保存をお奨めします。 一般的に脱イオンホルムアミドは水分を吸収し、ギ酸とアンモニアに分解することが知られています。保存する際、室温はもってのほかですが、冷蔵でも期間が長ければ、結果に悪影響を与えるだけの劣化が認められる場合もあります。 ◎ 備考 脱イオンホルムアミドは実費で分譲しています。 現在使用している脱イオンホルムアミドはグレードが高く、また容器も密閉性の高いスクリューキャップを使用しています。 脱イオンホルムアミドの分譲価格については施設までお問い合わせ下さい。 [2016.11 修正]