Category: DNAシークエンス

技術講習会(次世代シークエンサー 第2回)

lifetechnologies社製 次世代シークエンサー(Ion torrent)に関するセミナーの開催についてお知らせします。 日時:2013年6月27日(木) 13:30~15:00 場所:遺伝子実験施設(セミナー室) 担当:未定 内容:次世代シーケンサ 新時代   :-1,000ドルゲノムの時代へ- 概要 ベンチトップ次世代シーケンサの登場により遺伝子解析コスト・時間はここ数年で大幅に減少しており、それに呼応するように利用者のすそ野が広がりつつあります。 ライフテクノロジーズが提案するデスクトップタイプの次世代シーケンサ、Ion torrentシーケンサは、DNA伸長反応時に放出される水素イオンを半導体センサーで検出し塩基を解読していくという、革新的かつシンプルなケミストリがベースとなっています。 そのため、蛍光標識、光学系、スキャニングを必要とせず、これまでの手法では想像もできなかったスピードとコストで解析することを実現しました。 この技術は尚も進化を続けており、更なるリード長の伸長、スループットの向上、あらたなアプリケーション提案など、次々と研究者のニーズに応えていきます。 わずか10ngのDNAから目的のターゲット領域を網羅的に解析する手法など、従来のキャピラリシーケンサでは想像することもできなかった実験が、はるかに低コストかつ簡便に行えるようになるということを誰が予想しえたでしょうか。 よりシンプル、よりスピーディー、より低コストに。Ion torrent シーケンサの概要と活用事例を紹介させて頂きます。 機器の仕様等、詳細につきましては下記のリンクをご参照下さい。 Ion torrent

技術講習会(次世代シークエンサー 第1回)

ロシュ・ダイアグノスティックス社製 次世代シークエンサー(GS FLX+,GS Junior)に関するセミナーの開催についてお知らせします。 日時:2013年6月20日(木) 13:30~15:00 場所:遺伝子実験施設(セミナー室) 担当:AS事業部 マーケティング部 田中政道 内容:超ロングリード次世代超高速DNAシークエンサー   :-GS FLX+システム&GSジュニアシステム- 概要 Roche 454 Life Sciences社は2005年に次世代シークエンサーとしては先駆けとしてGS20の販売を開始し、その後6年間でリード長を約8倍に進化させ、新型機種GS FLX+として2011年7月20日に販売開始いたしました。   GS FLX+はリード長が最長1000塩基まで解読できる次世代シークエンサー唯一のロングリードシークエンサーです。リード長を超ロングリード化することで、ゲノム解析の効率・精度を飛躍的に向上させることができました。 またde novo cDNA解析でのアセンブル効率・精度を向上することができ、特に長いトランスクリプトのアセンブル効率がロングリード化で格段に進化しました。 本セミナーでは、この進化したGS FLX+のパフォーマンスのご紹介及び現在開発中のGS Juniorロングリード化に関してもご紹介させていただきます。 機器の仕様等、詳細につきましては下記のリンクをご参照下さい。 454 Sequencing System

初心者向け技術講習会(DNA解析、質量測定)

DNAシークエンスと質量測定装置の初心者向け技術講習会を開催いたします。 申込みは不要です。 [DNAシークエンス] DNAの塩基配列を決定する際に必要な基本的手法について、一通りの流れを順を追って説明します。決して最先端や高度な内容ではなく、実験を始めたばかりの学生さんを対象としたものです。 [質量測定装置] 新しいMALDI-TOF/MSが施設に導入されて一年が経ちました。活発な利用にはメーカーの技術者にも驚かれています。しかしながら、全く未経験な人達にとってはまだまだ敷居が高いようで、この機械を使って何ができるのか? 何をしたらいいのか? 見当もつかないという人も見受けられます。今回は、MALDI-TOF/MSを使ったペプチドマスフィンガープリンティング(PMF)解析を例にとって、電気泳動によって分離したタンパク質をMascotデータベースで同定するまでの過程を紹介します。 日時:  2012年11月22日(木曜) 13:30~14:30 場所:  遺伝子実験施設(セミナー室) 内容: セッション1 塩基配列解析に関する基本的知識(技術職員 西谷篤) 1. DNAシークエンスの申請方法 2. DNAシークエンスの原理 3. サイクルシークエンスにおける試薬調製 4. サイクルシークエンス後の精製方法の紹介 5. データの見方とトラブルシュート セッション2 質量測定装置の基本的知識(専任教員 河邊弘太郎) 1. MALDI-TOF/MSの紹介 2. 電気泳動によるタンパク質の分離 3. タンパク質のゲル内消化 4. 脱塩と濃縮(カラムとLC-MALDI) 5. MALDI-TOF/MSによる測定