LMS社 自動細胞計数装置(Luna)のデモを開催します。
※当日は実サンプルでの測定も可能です。
- 日時:2012年6月21日(木曜)
9時00分〜17時00分 - 内容:自動細胞計数装置(Luna)の実演
- 場所:遺伝子実験施設 セミナー室(1F)
- 担当:LNS株式会社 黒瀬
- 概要
[圧倒的なランニングコスト]
Lunaは血球計算盤の洗浄工程をなくし、ディスポーザブルのカウンティングスライドを活用します。このスライドは高性能でありながら、大量消費が必要な研究室でも安心して使えるように、「最大44円/サンプル」という圧倒的なランニングコストを実現しました。
[指先でスマートな操作]
Lunaはタッチスクリーンで操作ができ、コンピューターを必要としません。フォーカス調整も容易で、3段階のZoom調整もでき、小さい細胞にも適します。測定結果はTIFF画像やPDF形式としてUSBメモリに保存ができ、「画像」「ヒストグラム」「Total細胞数」「生細胞数」「死細胞数」「生存率」のレポートが表示できます。
[7秒未満のスピード測定]
イメージングセルカウンターは内蔵ソフトウェアにより、細胞の生死判別を行います。解析行程において、生細胞と死細胞は別々の色情報に変換され、「輝度」「丸み」「直径」などの数値を抽出・分析します。
これまでのアルゴリズムではこの行程に30秒以上の時間が必要でしたが、Lunaによるセルカウントはわずか7秒未満で、約5倍もの時間短縮を可能にしました。
[高い正確性・精度]
測定濃度範囲は5×104-1×107cell/mlで、測定できる細胞サイズは3-60μmと幅広い計測サイズを実現しました。細胞種毎の生存率結果においても血球計算盤と高く相関した測定結果を示します。
[高解像度によるカウンティング精度の向上]
イメージングセルカウンターは内蔵カメラにより細胞を認識しますが、Lunaは高い解像度で従来のセルカウンターに比べ、カウンティング精度が大幅に向上しました。
[対話式ソフトウェア]
・LCDモニタリング
セルカウント直後にスクリーン上で細胞の生死判別が可能になります。Tagボタンをクリックすることで、生細胞は緑、死細胞は赤で着色して表示します。重なり合った細胞でも容易にカウントが行えます。
・再解析ツール
TIFF形式で保存したセルカウント結果の画像はUSBメモリに保存ができ、再カウントが必要な場合には、いつでも保存した画像から再解析が行えます。
・プロトコルツール
プロトコルツールを用いて、「不規則な形の細胞」や「指定のサイズの細胞」だけをカウントすることができます。変更したプロトコルは細胞種毎に保存ができます。
・希釈計算ツール
Lunaは希釈計算機能が付属しており、この機能を用いてサンプルをお望みの濃度に調整する為の計算を行うことが可能です。