質量測定装置Matrix用試薬の分譲に関して

遺伝子実験施設4階の機器分析室(406号室)に設置しています、質量測定装置(autoflex speed)に使用できるペプチドおよびタンパク質測定用Matrix試薬の分譲を開始します。
  
 今回の分譲対象となるMatrix試薬の情報は以下の通りです。

  • ペプチド測定用 α-Cyano-4-hydroxycinnamic acid (HCAA) Sigma-Aldrich #C2020
  • 販売価格 75mg  85円 製品情報 

  • タンパク質用測定用 Sinapic acid (SA) Sigma-Aldrich #85429
  • 販売価格 150mg  530円 製品情報 

どちらも一本で約2500スポットの測定ができます。
実際にキャリブレーションスタンダードの測定を行ってみたところ、純正品と同じ測定結果が得られることを確認しています。
希望者は管理室までお越し下さい。

DNA解析初心者向け技術講習会用テキスト 2011

2011年11月30日に開催しましたDNA解析初心者向け技術講習会については、テキスト配布に換えて使用したプレゼンテーションファイルを公開します(学内のみ)。

以下のリンクより参照して下さい。

  1. セッション1 塩基配列解析に関する基本的知識(技術職員 西谷篤)
  2. セッション2 塩基配列解析の実験例(連合農学研究科 村田修治郎)

 
セミナーの内容も含め、DNAシークエンス解析に関する相談はいつでも受け付けています。気軽に声をかけて下さい。

DNA解析初心者向け技術講習会

遺伝子実験施設では、新たな試みとしてDNAシークエンスを中心とした初心者向け技術講習会を開催いたします。DNAの塩基配列を決定する際に必要な基本的手法について、一通りの流れを順を追って説明するものです。決して最先端だったり高度な内容ではありません。DNA分析実験を始めたばかりの学生さんを対象とした講習会です。多数の参加をお待ちしています。

  • 日時:  2011年11月30日(水) 13:30~15:00
  • 場所:  遺伝子実験施設(セミナー室)
  • 内容:
    セッション1 塩基配列解析に関する基本的知識(技術職員 西谷篤)
    1. DNAシークエンスの申込み方法
    2. BigDyeX精製法の紹介
    3. BigDye Terminator v3.1のプロトコール
    4. サンプル調製とPCR産物の精製
    5. Sequence Scannerの使い方とRawdataの確認

    セッション2 塩基配列解析の実験例(連合農学研究科 村田修治郎)
    1. DNAの抽出と精製
    2. プライマーの設計
    3. PCR反応
    4. PCR産物の精製
    5. サイクルシークエンス反応
    6. サイクルシークエンス反応後の精製