トミーデジタルバイオロジー社 分子リアルタイムシーケンサーに関するセミナーの開催についてお知らせします。
- 日時:2014年5月29日(木曜) 14時00分〜15時30分
- 演題:ウルトラロングリードが切り開く新時代のバイオロジー
- 場所:遺伝子実験施設 セミナー室(1F)
- 担当:パシフィックバイオサイエンス事業部 橋本和明
- 内容:
これまでの第二世代をはるかに上回るリード長を実現し、かつリアルタイムで解析を行う最新の1分子シーケンス機能を備えた、革新的な第三世代DNAシーケンサーの最新情報ならびに実用例などを紹介します。●PacBioシークエンサーの原理と特徴(20分)
SMATシーケンシング、SMAT cell等に関して
●PacBioRSを用いたアプリケーション(20分)
ターゲットリシーケンス、de novo assembly、塩基修飾検出
●最新情報(10分)
-概要-
1分子リアリタイム検出は、個別分子のダイレクトな測定を可能にし、同時に、カイネティクス情報も保有することで幅広く次元のデータを捉えられるようになりました。
PacBioRSIIでのシーケンシングでは、第二世代シーケンサーに必要とされていたPCRによる増幅が不要で、従来GC含有量によって不向きとされている部分も、PacBioRSIIではデータを得ることができます。
また、DNA合成と検出を同時に行い、カイネティクス情報として記録されるため、DNAのメチル化といったテンプレート配列の修飾も同定可能です。
圧倒的なロングリードと高い正確性を用いて、最近では微生物サイズのみならず、ヒトゲノムのデノボアセンブリやリシークエンスにも使用されることが多くなりました。
本セミナーでは大きく進歩した最先端シークエンサーの最新情報と、アプリケーションについてお話しします。
PacBioRSIIにつきましては以下のリンクをご参照下さい。