遺伝子実験施設 新利用料金の制定についての説明会開催 (開催日変更)

注:開催日が変更になりました。
 フロンティアサイエンス研究推進センター(FSRC)は科学研究費等による施設利用料金の支払いを可能にするため、この資金による支払いに必要な料金の算出根拠をまとめました。現在、本部において審議されており、予定では来年度より科学研究費による支払いが可能になります。
この科学研究費による利用料金支払いと今後施設に振り分けられる予算の関連から遺伝子実験施設ではこの機会に利用料金を全面的に見直しました。当施設は平成11年に施設の建物ができ、平成9年から11年の3年間に大型機器を導入してきました。この大型機器には4%の教育研究維持費(6,273千円 平成19年度)がついています。この予算を基に利用料金を低く抑える事ができました。しかしこの予算措置は平成21年までです。施設としては予算措置停止を目前に施設の利用に見合った料金体制を作り、運営していく事が今後施設を維持するという点で必要と考えます。利用者の皆様には負担になると思われますがご理解いただけますようよろしくお願い申し上げます。

つきましては新利用料金についての説明会を下記の要領で開催します。施設を利用されている全ての研究代表者はご参加よろしくおねがいします。

遺伝子実験施設 新利用料金の制定についての説明会

  • 日時:12月24日(水) 15時から16時
  • 場所:遺伝子実験施設 1Fセミナー室

技術講習会 ウェスタンブロットの基本原理と実験のコツ

「ウェスタンブロットの基本原理と実験のコツ」に関する技術講習会を開催します。

  • 日時:2008年10月23日(木曜) 午後13時00分~午後14時30分
  • 場所:遺伝子実験施設 セミナー室
  • 担当:福永さやか氏(日本ミリポア株式会社ライフサイエンス事業本部)
  • 内容:ウェスタンブロットの基本原理と実験のコツ
    1.ウエスタンブロットの概略
    2.転写において重要なこと
    3.発光検出において重要なこと
    4.吸引ろ過を用いた免疫検出法
  • 概要:
    タンパク質解析に欠くことのできないウェスタンブロットは、多くの研究者の方に利用されて
    おります。日本ミリポアでは永年、ウェスタンブロットのトラブルシュートを行っており、そ
    のトラブル解決のノウハウを蓄積してまいりました。本セミナーでは蓄積されましたトラブル
    シュートのノウハウを元に実験のコツにつしてお話をさせて頂きます。トラブル例として、検
    出感度向上、バックグラウンド低減などを例にとり、ウェスタンブロットの基本原理を踏まえ
    た、トラブル解決への指針と考え方を分かりやすく、説明させて頂きます。また、ミリポアが
    独自に開発した新技術「吸引ろ過を用いた免疫検出法」に関しても紹介させて頂きます。

分光光度計(GeneQuant)の石英セルについて

遺伝子実験施設の2F試料調製室に設置しております分光光度計(GeneQuant)のセルのが破損していたため、新しいものと取り替えました。このセルは1個5万円ほどします。

今後は管理室にて保管し、貸出し簿に記入の後、利用者に貸し出す形を取ることにします。
必然的に管理者不在の夜間の使用はできなくなります。ご了承下さい。
なお、今後壊れた場合は利用者負担にてお願いすることになります。

また何度もお願いしている事ですが、利用の際には使用簿をきちんと書くよう心がけて下さい。