Category: セミナー・講習会等

遺伝子実験セミナー開催のお知らせ

このたび鹿児島大学農学部を会場に、下記の通り第2回九州育種談話会が開催されます。今回の談話会は遺伝子実験施設との共催で実施します。遺伝子実験施設利用者の皆様には遺伝子実験施設セミナーとして開催案内を出させていただきます。多数の方の参加をお願いします 九州育種談話会案内板 http://www.nacos.com/jsb/documents/9_001.pdf 記 日時:平成19年11月30日(金) 講演:13:00-15:00 ポスター発表:15:30-17:00 会場:鹿児島大学農学部 101講義室 (農学部共通棟 1F) 講演会プログラム:  鹿児島県におけるキク類の育種と普及  永吉実孝(鹿児島県農業開発総合花き部)  いも焼酎の製造法及び酒質の特徴  高峯和則(鹿児島大学農学部准教授)  ダイズのハスモンヨトウ抵抗性の遺伝解析と育種  小松邦彦(九州沖縄農業研究センター)  炊飯米の食味値に関するQTLのマッピング  和田卓也(福岡県総合農試)

技術講習会(マイクロアレイ)の開催

下記の要領で技術講習会を開催します。ご参加ください。 記 演題:Affymetrix GeneChipセミナー 「DNAマイクロアレイ技術の最新アプリケーション紹介」 講師:アフィメトリクス・ジャパン株式会社 フィールド・アプリケーションスペシャリスト 林 義治 日時:2007年11月7日(水)午後1時30分〜午後3時 場所:遺伝子実験施設 1F セミナー室 内容:Genechipが世に出てから15年ほどたちますが、その性能は飛躍的に向上しました。発売当初は1cm四方のガラス基板に1万種類ほどのコンテンツ搭載が限度でしたが、現在では一枚に650万種類以上の配列の異なるオリゴヌクレオチドを固相化することができます。集積度の向上により、DNAマイクロアレイは今や遺伝子の発現解析のみでなく、全トランスクリプトーム解析、SNP解析、エピジェネティクス解析、染色体コピー数解析といったものにまで応用範囲が広がっています。また、測定精度の大幅な向上によって、診断分野への取り組みも進んでおり、FDAがDNAマイクロアレイの性能評価を実施するプロジェクトチームを結成し、予防診断、オーダーメイド医療への応用を模索しています。  本セミナーでは、GenechipをはじめとするDNAマイクロアレイの概要を説明し、基礎研究分野で使用されている最新の実用例や論文紹介をすることによって、この技術の可能性を紹介することを目的とします。現在、GeneChipを用いた査読付き論文の数は1万本を越えており、その多くは遺伝子発現解析ですが、最近は様々なアプリケーションによる幅広い研究分野に使用していただいております。これらの紹介を通じて、GeneChip技術の概要をお伝えしたいと考えております。

技術講習会(マイクロアレイ)の開催

下記の要領で技術講習会を開催します。ご参加ください。 記   演題:マイクロアレイセミナーゲノミクス研究最前線「遺伝子発現からエピジェネティクスまで 講師:アジレント テクノロジー (株) 日時:平成19年10月25日 (木曜日) 午後1時30分〜3時 場所:遺伝子実験施設 1F セミナー室 内容 1.マイクロアレイの基礎(約40分) 遺伝子発現解析を例に用いて、マイクロアレイ実験の概要をご紹介します。 2.マルチオミクス時代をサポートする高感度マイクロアレイのご紹介 (約60分)  新マイクロアレイフォーマット: オミクス研究を加速する新しいツール 1枚のスライドグラス上に244,000もの高精度プローブの搭載が可能になり、さらに、約60%ものコストダウンを実現したことで、マイクロアレイを用いた研究は新たな局面を迎えています。アジレント社のシステムなら、共通のハードウエアで、miRNAをはじめ、遺伝子発現、CGH、ChIP-on-Chip解析ができるので、今最もホットな統合解析に最適です。 miRNA: miRNAアレイで開拓する新領域 わずか100ngのtotal RNAから驚くほど簡単にmiRNAの網羅的プロファイリングの解析ができます。もちろん、次世代アレイ解析に求められるqPCRとの相関性も良好です。 遺伝子発現アレイ: 埋もれたパスウェイを掘り起こす 高感度、高再現性を追及し続けてきたマイクロアレイシステムは、アレイ史上初の高感度を実現し、低発現領域の遺伝子発現解析を可能にしました。いよいよこれまで見えなかったパスウェイ/オントロジー解析の幕開けです。 アレイCGH: 微細なゲノム構造異常を突き止める ノイズの低減にこだわったダイレクトラベリングと高品質なプローブ設計技術により、染色体のコピー数の異常をきわめて正確に検出できるようになりました。データの品質は生データを見ただけで分かります。 miRNA-遺伝子発現-CGH統合解析のご紹介 miRNAの発現プロファイルが、癌の組織や細胞の分化度の影響を明確に反映している報告も出てきています。 ロケーション解析: エピジェネティクス解明へのアプローチ MITのホワイトヘッド研究所が考案した高精度のタイリングアレイ解析が、ES細胞に関与する転写因子の全ゲノムマッピングを実現しました。免疫沈降やDNAメチル化分析法を組み合わせて、エピジェネティクスな転写調節機構を解析するマイクロアレイのラインナップをご紹介いたします。