フードアナライザー Nexera

 

アミノ酸、有機酸、糖など複数の化合物成分を1台のシステムで分析可能

【仕様】
機種 :Nexera
メーカー :島津製作所

送液ユニット(LC-40D XR) :
許容最大圧力 70MPa / 流量設定範囲 0.0001-3mL/min(1.0-70MPa)、3-5mL/min(1.0-44MPa)、5-10mL/min(1.0-22MPa) / 流量精密性 0.06%RSD or 0.02minSD

検出器 :
 ○ 有機酸 :電気伝導度検出器(CDD-10Avp) polarity +
 ○ アミノ酸 :蛍光検出器(RF-20Axs) 測定波長範囲 200-750nm *デフォルト設定 測定波長 Ex 350nm(266nm) / Em 450nm(305nm)
 ○ 糖 :示差屈折率検出器(RID-20A) 屈折率測定範囲 1-1.75RiU
 ○ 汎用 :PDA検出器(SPD-M40) 測定波長範囲 190-1000nm *デフォルト設定 測定波長 525nm

配備カラム :
 ○ 有機酸 :Shim-pack SCR102H(300mmx8mmID) 2本 / ガードカラム SCR102H(50mmLx6mmID)
 ○ アミノ酸 :Shim-pack C18 2.7µm(3.0x100mm) / ガードカードリッジ Shim-pack Velox C18 Exp Guard Column 2.7µm(3x5mm)
 ○ 糖 :Asahipak NH2P-50(150mmx4.6mmID)
 ○ 汎用 :InertCore Plus C18 2.6µm(3.0x100mm)

カラムオーブン性能(CTO-40S, 2台) :
温度制御範囲 室温-10-85℃ / 収納カラム 〜100mm 6本、〜300mm 3本

オートサンプラー性能(SIL-40C XR) :
許容最大圧力 80MPa / 注入量設定範囲 0.1-50µL / 注入量正確性 ±1%以内 / 処理サンプル数 162(1.5mL試薬瓶プレート、54本x3枚)

解析ソフトウェア :LabSolution *解析専用のノートPC有り

【設置場所】
試料分析室(3階 307号室

【概要】
・分析流路の切り替えは装置が自動で実行
・送液開始時および分析終了後に、自動でカラムを最適な状態に保護しながらカラムを平衡化
・有機酸分析では独自のポストカラムpH緩衝化および電気伝導度検出法により、高い選択性と高感度を実現
・アミノ酸での誘導体化はオートサンプラーの自動処理機能により行うため、前処理工数を60%減らして省力化と再現性を向上

【利用例】
・有機酸分析、アミノ酸分析、糖分析、汎用分析(水溶性ビタミン, 核酸, 色素等)
・残留農薬、カビ毒、動物用医薬品、食品添加物、有害金属、アレルゲン等

【機器利用料金対象】
・未定(現時点では要する費用は実費)

【補足】
・溶媒の用意、機器の前準備を含め、機器操作は施設の担当者が行います。
・溶媒及びカラムは施設が指定するもの以外は使用することができません。
・試料は必ず前処理を行って下さい。前処理を行っていない試料を流すと機器が故障します。