Month: July 2008

DNA塩基配列解析結果のデータに関して

ごく稀にですが、塩基配列解析結果を送付した後に、利用者から「seqファイルが見当たらないので再度送付して下さい」との問い合わせがあります。通常,送られた結果の中にseqファイルが無い場合は、解析結果が思わしくなく、配列として扱うことができなかった場合が殆どです。その場合は適当な解析ソフトウェアによってクロマト(波形)のファイルを表示することによって原因を明らかにする一助となるかと思われます。 遺伝子実験施設のHPの右側にあるArchivesより、DNAシーケンスを選び、その中に「DNAシーケンス波形データ編集ソフトウェアについて」というページがあります。MAC、WINDOWSに対応したソフトウェアがありますのでご自身のパソコンにあったものをご使用下さい。 WINDOWSであればApplied Biosystems純正のSequence Scanner Software ver1.0が使いやすいと思われます。 このソフトウェアを使用すればab1ファイルより波形データを参照することができます。 クロマトデータをご覧になってご不明な点がありましたらお気軽にご質問下さい。