Center for Advanced Science Research and Promotion

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次世代シーケンサーのセミナーを開催しました

令和7年6月10日、遺伝子実験部門にて、次世代シーケンスおよびバイオインフォマティクスに関するセミナーを開催しました。

近年、PacBioやNanoporeに代表されるロングリード型シーケンサーの普及により、より長く・正確なDNA配列の取得が可能となる一方で、コンピュータ環境や解析手法に関する不安を抱える研究者も多く見受けられます。

本セミナーでは、NEC社およびメイズ社のご協力のもと、実例を交えながら解説いただきました。
・NEC社:Nanopore Mk1を用いたデータ取得および、小型GPUサーバによる高速解析環境の紹介(両生類ゲノムの実施例)。
・メイズ社:ヒトゲノムの最新アセンブリ手法と、得られた配列に対する注釈付けの方法についての解説。

セミナーには21名の参加があり、質疑応答も活発に行われました。セミナー終了後には、参加者から「データ解析の導入イメージが具体化した」「計画中のNGS解析に役立つ情報が得られた」などの声が寄せられました。

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