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センター長挨拶
“地域イノベーションへの貢献を目指して”
先端科学研究推進センターは、令和4(2022)年4月1日、本学の研究推進・研究支援を担ってきた医用ミニブタ・先端医療開発研究センター、研究支援センターを発展的に改組、感染制御研究分野を新設し、設立されました。さらに、本センターにおける技術に関する専門的業務を円滑かつ効率的に遂行するため、技術部が設置されました。
本センターは、地域特性を活かした研究及び先進的感染制御等の国際レベルの研究による地域への貢献を推進することを目的とし、研究支援ユニット、生命科学動物実験ユニット及び感染制御研究ユニットで構成されています。本学における基盤的研究設備・環境の整備と維持管理、および本学の特色ある研究の推進を核として、本学全体の研究力向上と研究力による地域イノベーションへの貢献を目指してまいります。
About
センターについて
鹿児島大学先端科学研究推進センターは、動物実験、遺伝子実験及び放射線同位元素等を活用した教育研究および高度先端研究機器・設備の一元的管理・運営、新興・再興ウイルス感染症に対する高度な研究・教育活動等の推進・支援を行うため、3つのユニットおよび下部部門を設置しています。
「感染制御研究ユニット」は、新設したバイオセーフティレベル3(BSL3)実験室を活用しつつ、学内の各部局や学外の企業などと連携・協力し、社会・地域からのニーズが高い新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を中心とする新興・再興ウイルス感染症から人々を守るための予防・治療法の研究開発や、それに携わる研究者育成等を担います。
「先端生命科学動物実験ユニット」は、本学の実験動物を用いた研究支援・推進を担ってきた研究支援センター動物実験施設と医用ミニブタ・先端医療開発研究センターを合併・改組することで、動物実験施設の全面改修と併せ、感染症対応(感染動物実験エリア整備)、SFP(specific pathogen free)対応設備導入等の高機能化を図り、小動物から大動物までの一貫した実験動物の活用による研究の推進が可能となります。
「研究支援ユニット」は、研究支援センターの遺伝子実験施設、アイソトープ実験施設、機器分析施設を統合し、研究支援を主業務とします。
各ユニットが連携することで、動物実験管理、高付加価値医用ミニブタやカニクイザル等の更なる活用、分析装置のコアファシリティ化等も期待され、第4期中期目標に掲げる地域特性を活かした研究及び先進的感染制御等の国際レベルの研究に寄与します。
Publications
刊行物
先端科学研究推進センターパンフレット 2024年2月発行
Kago-share 2024年2月発行
先端科学研究推進センターパンフレット 2022年度版
Kago-SHARE 2022年度版
Kago-SHARE 2021年度版